7月17日~18日にかけて、研修旅行を行いました。これは、1泊2日で地域の伝統的建造物や建築文化を調査し、後にレポートにまとめます。
今年は、東御市、上田市、佐久市など、東信地域を中心に調査しました。
(1)海野宿
東御市海野宿では、かつて宿場町だった面影を残す町並みを見学。江戸時代に栄えた宿場の家並みと、明治時代に入ってからの養蚕の町として栄えた家並みが調和されて残されていました。地元ボランティアガイドの方に案内してもらいました。
(2)旧中込学校
佐久市内へ移動し、明治時代に建築され、日本で現存する擬洋風学校としてはもっとも古い学校建築物の一つである旧中込学校を見学。地元保存会の会長さんより詳しい説明を受けました。当日は、普段は入ることのできない八角塔に上ることができ、貴重な経験ができました。
(3)森林、製材所見学
長野県林務部の協力により、森林研修、製材所見学を実施しました。最初、長野県林務部県産材利用推進室の井出さんより、県産材を利用することの意義について説明がありました。
その後、佐久市内の山へ移動し、実際に伐倒作業、造材作業をしているところを見学させていただきました。木を倒す伐倒作業は、迫力がありました。また、ハイテク重機を使った造材作業は、効率的な作業ができる上、労働災害防止にもつながるということでした。
次に、製材所へ移動。山から切り出した木が、どのように加工されるのか見学しました。
1日目の日程は終了。
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