信州職人学校 研修旅行(地域調査)2日目。
(1)芦田宿本陣(土屋家住宅)
立科町にある芦田宿を見学。江戸時代は、旧中山道の一つとして栄えた宿場町も、今はその町並みは一部しか残っていません。特に、当時を偲ぶことができる、本陣(土屋家住宅)を見学させていただきました。当日は、中山道26宿語り部の会の会長さん含め4名の方に、案内していただきました。
なお、本陣(土屋家住宅)は、現在改修工事が進められている中での見学でしたが、当時のままの壁や柱などを見ることができました。
(2)塩田平(前山寺、中禅寺、大法寺)
上田市塩田平では、鎌倉時代などに建てられた寺、三重塔を見学。特に、前山寺三重塔と大法寺三重塔の違いは印象的でした。前山寺三重塔は、「未完の塔」としても知られていますが、そのはっきりとした理由はわからないとのことでした。一方、大法寺三重塔は、その美しさから「見返りの塔」という異名を持っています。創建当時は、色が塗られていたのではないかという説明を聞き、大変興味深く感じました。
●最後に
2日間の日程で、歴史的建造物を中心に見学させていただきました。その見学先では、ボランティアガイドの方々にお世話になりました。また、長野県林務部、佐久地方事務所の方々、(有)須江林産さん、青木屋さんのおかげで、地元の森林整備現地研修、製材所見学が実現しました。
この場を借りて、この旅行でお世話になった方々に対し、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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