2012年度第2期応用コースの開講式が、長野県松本技術専門校で開催されました。
当日は、建設労連の林執行委員長、長野県松本技術専門校の岡村校長先生に来賓としてご出席いただき、これから始まる半年間の訓練に対する激励の言葉をいただきました。
また、受講生を代表して桐原満さん(南佐久建労)が「半年間という短い期間ですが、受講生全員で、刺激し合い、時には協力し合いながら訓練に励み、全員が無事修了となるよう頑張りたい」と誓いの言葉を述べました。
開講式の後は、「日本人なら瓦屋根」と題した公開講座15があり、小笠原多加夫氏((株)小笠原瓦店 代表取締役)を講師として招きました。瓦の歴史の話から現在の瓦業界や技術的なお話まで、幅広い内容で聞くことができました。会場からは何点か質問が出されたり、また実際の瓦や写真も展示され、予定時間を大幅に超えて終了しました。
午後は、寺島新蔵特別講師((有)寺島工務店)による「応用道具づくり」の講義でした。
この講義では、手道具の点検を行うとともに、道具づくりを通して手道具への愛着を深めることを目的としています。その一環として、墨さしを作りました。受講生の皆さんは、墨さしを割る工程で、大変苦労していたようです。
次週から、本格的に講義が始まります!