7月15~16日にかけ、研修旅行がありました。場所は富山県です。
まず、氷見市で白井大工の白井棟梁に榊葉乎布神社を案内いただきました。普段は開けていないということで、氏子の方々にもご協力いただいたようです。
続いても白井棟梁の案内で見学したのは、永明院五重塔です。この五重塔は白井棟梁手掛けられたということで、大変立派な五重塔でした。
次に向かったのは、高岡山瑞龍寺。見学時間が短い中でしたが、大変見ごたえのあるお寺でした。
第2日目は、富山市内にある島崎工務店の作業場を見学させていただきました。当日は、職人さんたちが作業中で、受講生との交流を持つことができ、良い刺激になったと思います。
次の職藝学院では、稲葉理事長、池嵜副学院長が出迎えていただき、施設を見学させていただきました。山を含んだ広大な敷地には、実習棟が建ち、設備が整っていました。特に実習棟は、職藝学院の生徒さん達が建てたもので、もともとは幼稚園や小学校の講堂を移築したものだそうです。
最後は、森家住宅を見学しました。この住宅は、北前船で富を築いた森家が、京都の職人に造らせた住宅です。一見、質素に見えますが、細部にわたって贅沢な屋敷でした。
この研修旅行では、白井棟梁、島崎棟梁、職藝学院の稲葉理事長、池嵜副学院長など、各方面の方々に大変お世話になりました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。
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