午前中は、当校コーディネーターを務める秋山 恒夫講師による「伝統建築研究」の講義でした。
前半は「信州の民家」について、その特徴、「茅葺き民家」、「本棟造」については、事例を踏まえながら学びました。
後半は、午後の講義で見学予定の安曇野市の曽根原家住宅にスポットを当てた講義内容でした。
午後は、NPO法人信州伝統的建造物保存技術研究会副理事長、(有)信濃伝統建築研究所代表の和田 勝氏による「伝統建築の調査・修復」の講義でした。
和田講師にも執筆いただいた、当校の独自テキスト「信州の伝統建築と修復方法」を用いながら、伝統建築物は”調べることから”を軸に、保存修理工事の何点かの事例から伝統建築物の調査の要点を学びました。その後、安曇野市の曽根原家住宅(国指定重要文化財)に出向き、1/60図面を用い、実測調査しながら、伝統建築がどのようにして修復されたかを調査、研究しました。
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