総合施工実習の牧野瀧社での授業は本日で最終日となりました。前回、強度の関係から予定外の部分を補修することになった土台関連の修復作業は、社南側の土台柱4本の取り付けと収納部の補修を行いました。
土台柱の取り付けなどの作業が一段落したところで、現地での実習授業の締めくくり日ということもあり、三浦保男講師が編集した「牧野瀧社改修工事、信州職人学校応用コース実技実習」の資料により、24年7月からの調査、垂木・隅木・谷木等への墨付け・刻み作業、破風板作成・破風彫刻・破風板取付作業など、一連の実習経過の説明がありました。4か月間を振り返り、社殿修復作業で経験した実技を今後に生かしていきます。
この後、氏子総代の成田さんから感謝のお言葉をいただき、現地での授業が終了するにあたり、関係者一同で記念撮影を行いました。また、新聞社3社(信濃毎日新聞社、市民タイムス社、新建新聞社)からの取材もあり、県民の皆さんに少しでも「信州職人学校」を知ってもらえる良い機会となりました。