信州職人学校の公開講座は受講生だけでなく組合員や一般市民の方も受講できるオープンセミナーとして、公開講座を開講しています。今年度の公開講座は、全4回の開催となっており、今回は第4回目で最終回の公開講座となります。
今回は、茅葺き屋根職人として北安曇郡小谷村を中心に県内外で活躍されている松澤敬夫氏、松澤朋典氏をお招きして「茅葺き屋根を守る」と題し、公開講座を行います。
現在、茅葺き屋根の家屋が減少し、それに伴い屋根の葺き替えや、手入れをすることが出来る茅葺き職人も少なくなり、技術の衰退も懸念されている中、日本独特の文化である茅葺き屋根の良さを後世に残していくため、小中学校などに出向いたり、ボランティアで指導や説明を行うなど、伝統技術継承の取り組みを熱心にされている両氏を迎え、茅葺きの基礎知識、実際の茅葺き作業の様子、技能継承の取組みなどについて、語っていただきます。
今では、貴重な存在となった茅葺き職人からのお話が聞ける、またとない絶好の機会です。関心をお持ちの若手・中堅職人、事業主、市民、学生など、多くの方々のふるってのご参加お待ちしております。
◆講 師:松澤 敬夫氏、松澤 朋典氏 (株式会社 小谷屋根)
◆日 時:2012年11月10日(土)・10:40~12:10
◆会 場:建労会館3F大会議室(松本市宮淵本村1-2)
◆受講料:無料
◆定 員:50名(定員になった時点で締切になります)
◆申し込み方法:別紙申込み用紙により11月7日(水)までに、長野県建設労連・FAX(0263-39-7202)にて、お申し込みください。
詳しくは、下記ご案内をご覧ください。
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