午前中の授業は、信州職人学校の三浦保男講師((有)三浦創建代表)による、「伝統構法の技術を生かした工法<平成の伝統構法>」と題した講義でした。
新伝統構法は、伝統構法を基にして、現代のニーズに合わせた改良型伝統構法で、小径木を利用するのが特徴であることを学習しました。
三浦講師が制作してきた木組みの模型と試験体から、その部材である込み栓・ダホ・楔・ホゾの種類と使い分けと通し貫、幕板の納まりなどを学びました。
午後は、指導助言をいただく小口武一講師も加わり「木造施行実習」の講義でした。これから7回の実習で建屋作りを行います。二人一組になり、担当箇所を決めて、作業に入りました。当日は、墨付け作業が主体となりました。
なお、当日は、授業の会場である松本技術専門校のオープンキャンパスと重なり、見学者が立ち寄って、作業の様子を見学していました。
← 前の記事
8月10日の授業「木造構造力学3・4」
次の記事 →
8月31日の授業「木造積算1」・「木造施工実習2」