午前中は、藤森久弘講師((有)マル和建設代表)による「木造積算1」の授業でした。
平屋建て59、6㎡(約18坪)の平面図・立面図、外部仕上げ・内部仕上げ表等の参考資料から、玄関、和室、床の間、台所などの各箇所の床、天井、壁、内装、外壁の面積を拾い出して、一覧表にする作業行いました。この工程は見積書作成の基となり、販売業者や施主様との交渉の判断材料にもなることを学びました。
午後は、前回からの引き続きで、小口武一講師による「木造施工実習2」で、約15㎡建屋の29本の柱の墨付け作業が中心の授業でした。
小口講師が要所である墨付け部分を制作し、受講生からの質問、疑問に分かりやすく、熱心に応えていました。
墨付け作業が一通り済むと、目盛り付確認のため、あらかじめ作成しておいた「間竿」(尺棒)を用いて計測確認をして、刻み作業に移りました。
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8月24日の授業「新伝統構法・木造施工実習1」