信州職人学校の公開講座は受講生だけでなく、組合員や一般市民の方も受講できるオープンセミナーとして、公開講座を開講しています。
今年度、第3回目の公開講座は、「住宅の温熱環境と伝統的民家の知恵」と題し、住環境のエネルギー問題を研究・実践されている山田貴宏氏をお招きして公開講座を行います。
山田氏は、早稲田大学で都市における自然環境と住環境の関係性をテーマに自然の未利用エネルギーの活用やヒートアイランド対策の研究をされました。その後の(株)清水建設では都市のエネルギー施設や自然エネルギー施設の設計エンジニアリング業務などに携わりました。そして地産地消で伝統的な木の家造りを目指す長谷川敬アトリエで修行されたあと、ビオフォルム環境デザイン室を設立されました。
今回は、大工が最も苦手とする「温熱環境」と「断熱」の理論、「民家の知恵」等の話しがやさしく聞けるとともに、「改正省エネ法」により、2020年からすべての新築住宅に「省エネ基準適合義務化」がされることについて、どう考えたらよいのか、専門家から話しが聞けるまたとない機会となります。
ご関心をお持ちの若手・中堅職人や事業主はもとより、設計者、建築をめざしている若者や学生、一般市民の方など、多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
「住宅の温熱環境と伝統的民家の知恵」
◆日 時:2013年10月5日(土)13:00~17:00
◆会 場:建労会館 3F大会議室(長野県松本市宮渕本村1-2)
◆受講料:組合員の方2,000円、組合員以外の方3,000円
◆定 員:50名(定員になり次第、締切になります)
◆講 師:山田 貴宏氏(ビオフォルム環境デザイン室 代表、環境建築家)
◆申し込み方法:下記申込書にご記入の上、10月3日(木)までに、長野県建設労連 FAX(0263-39-7202)にて、お申し込みください。
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