前回8月3日に引き続き、信州職人学校の川又健講師とOB生で講師補助を務める宮澤泰弘氏による「基本規矩術実習3・4」の授業でした。
本日は、隅木展開図(屋根勾配図)を原寸大で透写用紙に書き込む作業と、配布された教材への墨付け・削りの実習となりました。
隅木展開図から制作した原型作品と墨付けされた見本の柱が示され、「これを頭の中にイメージして書き込みと墨付け、削りの作業を進めるとなお分かりやすい」との指導がありました。その原型作品を参考にしながら正確な寸法を求め、それぞれの作業を進めました。墨付けでは、各箇所に火打ち、広木、柱、隅木、桁、垂木等の名を付し、組立に備えました。
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9月14日の授業「木造施工実習5・6(仮組)」
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