本日から、述べ7日間に亘る「総合施工実習」がスタートしました。
第1日目は、片井英治講師と職人学校OBで講師補助が務める牛山宗髙氏による「総合施工実習1・2」の授業でした。
片井講師は、施工実習課題である「鞘堂」の軸組図(に通り・一通り・又三通り)、土台伏図、小屋伏図の資料から、職人としての観点で問題点・改善点を出し合う中で、意思統一を図り、信州職人学校としての作品を完成させたいと、説明がありました。
それぞれを確認したその後は、ヒノキの丸太を加工・木づくり作業と墨付け作業を班分けし、各々が経験していない箇所を中心に作業しました。‘ちょうな’を使った丸太加工は使い慣れていないこともあってか、力加減などに苦労されている受講生もいました。
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7月5日の授業「日本の山林と木材」・「木造の設計」