信州職人学校の公開講座は、コースの受講生だけではなく、組合員や一般市民の方も受講できるオープンセミナー形式で、年4回開催しています。
本年度第3回目である今回は、「宮大工 田中 健太郎棟梁が語る『大工の生き方』」と題し、現在重要文化財伏木の勝興寺の保存修理工事棟梁として幅広くご活躍されている田中健太郎氏をお招きして公開講座を行います。
田中棟梁が代表を務める「勝興寺さま技法研究会」が開催する「こども大工教室」で、児童に「かんな薄削り」の技術体験で大工仕事に親しんでもらう取り組みや高卒の若者を弟子入りさせ後継者育成にも力をいれています。
また、田中棟梁は「過去の建築や修理の痕跡に触れることで歴代の宮大工がどれだけ心を込めて工事に携わったかがわかる」「建物がある限り、寺に関わった宮大工の思いは千年先まで生き続けることになる」と述べられています。大工棟梁としての心構え・生き方についても熱く語っていただきます。
関心をお持ちの若手・中堅職人、事業主、市民、学生の皆さんなど、多くの方々のふるっての参加をお待ちしています。参加を希望される方は、別紙申込書によりFAXにて、建設労連・信州伝統建築技能継承事業運営委員会(FAX 0263-39-7202)まで申し込んでください。
「宮大工 田中健太郎棟梁が語る『大工の生き方』」
■日 時:2014年10月4日(土)13:00~17:00
■会 場:建労会館(長野県建設労働組合連合会、松本市宮渕本村1-2)
■ 受講料:組合員の方 2,000円 組合員以外の方 3,000円
■ 定 員:50名(定員になり次第締切)
■ 講 師:田中 健太郎 氏(田中工匠、宮大工)
◆申し込み方法:下記申込書にご記入の上、10月2日(木)までに、長野県建設労連 へFAX(0263-39-7202)にて、お申し込みください。
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