本日は、三浦保男講師と山本雄司講師補助による「総合施工実習」の授業でした。
本格的な実習授業となって今日で6日目、”削り”の作業に入りました。前回までの実習と違い、今日は”カンナ”で削るシューという音だけの物静かな光景が見られました。削り節のような木くずが出て、木材に輝きがついてきたように思えました。各部材に特徴が現れ、組み込む際には、すんなり組むことが出来るよう、滑らかな表面にしていました。
また、新たに屋根部分に関係する、型取りした破風板や棟木などが搬入され、墨付け、刻みや削りの作業も並行して行いました。
午前中には、小千谷商工会議所建設工業部会の一行15名の方々が視察に訪れ、「信州職人学校」の設立経緯や運営、新伝統構法の説明を受けた後、鞘堂建築の実習作業を見学。受講生は、組み込み部分の実技を披露していました。
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9月13日の授業「総合施工実習9・10」