本コースでは「伝統の技を現代に生かした架構計画(木組み)を提案し、施工できる技能レベル」を到達目標とし、「伝統木構法の広範な知識・技能を有する棟梁」の育成を目指します。
月/日 | 回 | 行事 | I限 | II限 | III限 | IV限 | V限 |
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6/5(土) | 1 | 開講式 | 開講式・ガイダンス | 公開講座8 | 応用道具づくり1 | ||
6/12(土) | 2 | 木造構造計画1 | 木造構造計画2 | ||||
6/19(土) | 3 | 応用規矩術実習1 | 応用規矩術実習2 | ||||
6/26(土) | 4 | 木造構造計画3 | 木造構造計画4 | ||||
7/3(土) | 5 | 応用規矩術実習3 | 応用規矩術実習4 | ||||
7/10(土) | 6 | 木造設計1 | 応用規矩術実習5 | ||||
7/17(土) | 7 | OJT実習 | 調査事前学習 | 木造設計2 | |||
7/18(日) | 8 | 調査研修旅行(1泊2日) | |||||
7/19(祝) | 9 | 海の日 | |||||
7/24(土) | 10 | 材料・構造実験1(講義) | 公開講座9 | ||||
7/31(土) | 11 | 伝統建築研究1 | 伝統建築研究2 | ||||
8/7(土) | 12 | 材料・構造実験2(試験体製作) | 材料・構造実験3(試験体製作) | ||||
8/21(土) | 13 | 応用工作実習1 | 応用工作実習2 | ||||
8/28(土) | 14 | 材料・構造実験4(実験) | 材料・構造実験5(実験) | ||||
9/4(土) | 15 | 応用工作実習3 | 応用工作実習4 | ||||
9/11(土) | 16 | 応用工作実習5 | 伝統構工実習1 | ||||
9/18(土) | 17 | 伝統構工実習2 | 伝統構工実習3 | ||||
9/25(土) | 18 | 伝統構工実習4 | 伝統構工実習5(仮組、建て方準備) | ||||
10/2(土) | 19 | 木造生産・経営1 | 公開講座10 | ||||
10/9(土) | 20 | 伝統構工実習6(地鎮祭、建て方) | 伝統構工実習7(建て方) | ||||
10/10(日) | 21 | 伝統構工実習8(屋根、他) | 伝統構工実習9(上棟式) | ||||
10/16(土) | 22 | 木造生産・経営2 | 1級実技試験練習1 | ||||
10/23(土) | 23 | 木造生産・経営3 | 1級実技試験練習2 | ||||
10/30(土) | 24 | 1級学科模試・補講 | 1級実技試験練習3 | 片づけ | |||
11/6(土) | 25 | 修了式 | 総評 | 公開講座11 | 修了式 | 受験心得 | 祝賀会 |
11/13(土) | 1・2級技能評価試験(学科) | (受験準備) | |||||
11/20(土) | 2級技能評価試験(実技) | ||||||
11/21(日) | 1級技能評価試験(実技) | ||||||
11/29(月) | 「信州伝統大工1・2級」合格発表 |
材料の特性や部材としての必要な用件を学ぶとともに、試験体製作及び構造実験(壁試験)を通して木材や木構造の理解を深めます。
コマ数 | 学科2、制作実技10 |
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講師 | 学科:武井富喜雄<長野県林業大学校> 制作・実験:三浦保男<(有)三浦創建> |
具体的事例をもとに、一連の設計演習を行います。(伏図、矩計図、部分詳細図等)
コマ数 | 5 |
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講師 | 圓山徳人<圓山徳人建築設計事務所> |
構造計画の基礎から伝統構法の架構計画の方法(荷重・応力、部材断面・接合部、許容応力度法、限界耐力計算法)等を、実例に即して学びます。
コマ数 | 10 |
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講師 | 玉腰徹<(株)司構造計画> |
普段考える機会が少ない「日本の伝統木造建築」について、研究テーマを設定し、自主的に掘り下げて学習・研究します。
コマ数 | 5 |
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講師 | 秋山恒夫<秋山恒夫建築研究室> |
伝統構法の施工管理方法を学ぶとともに、木造生産システムや工務店経営等に関する今後への視点を育成します。
コマ数 | 6 |
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講師 | 藤森久弘<(有)マル和建設> |
信州伝統大工1級技能評価試験(学科)に向けた補講と模擬試験を行います。
コマ数 | 2 |
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講師 | 秋山恒夫<秋山恒夫建築研究室> |
道具づくりの応用を学びます。手持ち道具の手入れ(砥ぎ、裏押し、鉋の台直し等)や反り台鉋づくり等を行います。
コマ数 | 3 |
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講師 | 寺島新蔵<(有)寺島工務店> |
規矩術を応用した各種実習を行います。縮尺図をもとに軒反り屋根の原寸書き及び型取りの手法を習得します。
コマ数 | 13 |
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講師 | 川又健<(有)寺島工務店> |
伝統木造に係る応用的な加工法、組み方等を実習します。(丸太の墨付け・加工、伝統仕口・継手、光付け等)
コマ数 | 12 |
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講師 | 宮澤郁夫<宮澤建築> |
伝統構法を取り込んだ「東屋」の一連の建設作業を通し、伝統構法の施工法を習得します。
コマ数 | 23 |
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講師 | 三浦保男<(有)三浦創建> |
信州伝統大工1級技能評価試験(実技)に向けた練習を行います。
コマ数 | 9 |
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講師 | 実技講師(宮澤郁夫、川又健、三浦保男) |
受講生への座学を兼ねて、一般組合員・市民も参加できるオープンセミナーとして4回開催します。通常授業で盛り込めない内容をテーマに随時設定します。
コマ数 | |
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講師 | 伝統構法等に関する豊富な知識と経験を有する県内外の棟梁、設計者、学識経験者等に委嘱 |
あるテーマについて受講生が発表・報告し合うことで、経験年数や年齢に開きがある受講生同士の経験交流を図り、今後の訓練等に活かします。
【テーマ例】
「今までどのように技術・技能を身につけてきたか、今後、どのように技術・技能を身につけていくか」「今までどのように技術・技能を伝えてきたか、今後、どのように技術・技能を後輩に伝えていくか」
コマ数 | 10 |
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講師 | 秋山恒夫<秋山恒夫建築研究室> |
1泊2日で県外の伝統建築物や建築文化を調査し、終了後に成果発表を行います。
コマ数 | 10 |
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講師 | 秋山恒夫<秋山恒夫建築研究室> |